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ドヤ顔にご用心 ~ 事例の人物写真の撮り方 ~

 事例の人物写真を撮影するときに最も重要なことは

「読者から見ていい人に見えること」

です。なぜなら人間、誰しもイヤなヤツの話は聞きたくないからです。事例の販促物としての出力形態は「読み物」ですから、読者(=見込み客)に嫌われて、読まれなくなったら、いくら良いことが描いてあっても無意味です。嫌われることのないよう、細心の注意が必要です。

取材先の担当者は、事例を作る企業にとって「大事なお客様」であり、事例制作会社の弊社にとっては「お客様のお客様」となります。しかし、ここで必ず気をつけるべきは、事例の読者、すなわち「企業の見込み客」にとっては、取材先とは、自分と同列の「単なる会社員」にすぎないということです。

加えて彼/彼女は「読者」です。、読者というのは「こっちは読者だ、おい、何か面白いこと言ってみな、面白くないんだったら読まないよ、オレ、忙しいし」というように王様/王女様体質であるのが普通です。

読者(見込み客)とは暴君と思って間違いありません。彼らに嫌われないためにも、取材先の写真はまずは「いい人」に見えなければいけません。間違ってもドヤ顔に写ってはいけません。

ドヤ顔とは「どうだオレ様はスゴイだろう」という心中が目つきや口元から何となく感じられる表情のことですが、これは「読者(=見込み客)にとってそこはかとなく不愉快」です。そういう観点でいえば、取材先に腕組みをさせて撮影するのは、まさにザ・ドヤ顔になるので避けた方がよいと考えます。

しかし、このように言うと、「経済雑誌で人物インタビューが載るときは、話し手が自信に満ちた余裕ある表情で腕組みしてこちらを見ている写真がよくある。堂々としていて良いと思う。それと同じ事を事例の取材先にさせてもよいではないか」と考える方もいるかもしれません。

なるほど、経済雑誌の財界人や有名コンサルタントのインタビューでは、腕組みのポーズはよく見られます。しかし、ここには前提があって、そうした有名経営者やコンサルタントは、読者から見てそうした有名雑誌でインタビューを受けるに値する人と認知されています。つまり「自分より格上の人」が「格調高い媒体」でインタビューを受けているわけですから、これは多少のドヤ顔になっていても、人の心理に不快感を生じさせません。一方、ユーザー事例とは「通常の会社員の話」が「企業のWebサイト」に載っているちおう形式ですから、ここで腕組みをして威張るのは「調子に乗りすぎ」となるのです。

別におどおど写る必要はありません(それはそれで見ていて不快)。「謙虚に見えて、しかし静かな自信が垣間みえる」。事例の人物写真はそれがベストだと思います。

 

 

 

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