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髪型のふしぎ

子供のころ、弁髪をはじめて見てなんて変な髪型だと思いました。弁髪とは、後ろの髪だけ三つ編みにして長く垂らし、それ以外はそり残すという清代の中国の髪型です。マンガで出てくる弁髪のキャラクターも、たいてい変な人か悪役で、首をグルグル回して弁髪をビュンビュン振り回したり、自分の弁髪で相手の首を絞めたりしていました。
しかし大人になったある日、ふと、「いや、ちょんまげの方が弁髪より全然ヘンじゃん!」と気づきました。頭頂部だけそり残して周囲の髪は残す。残した髪は束ねて真っ直ぐまとめ、それを頭の上に海苔巻きを載せるように、チョコンと置く。何なのでしょうか、この髪型は。もしかすると、世界キングオブ・ヘンな髪型かもしれません。

ちょんまげが理解に苦しむのは、それを維持するために非常に手間がかかる点です。そり残した頭頂部からはすぐに毛が生えてくるので、速やかにそり落とさなければいけません。もし自分が江戸時代に生まれてちょんまげにならなければいけないとしたら、手入れのたいへんさにもう泣きそうです。しかも、そこまで大変なわりに見返りやメリットが不明確で、モチベーションを維持するのはきわめて困難です。
考えてみれば、女性の日本髪もよく見るとけっこう変な形です。もっと理解に苦しむのは、既婚女性が歯を真っ黒に染める「お歯黒」で、わざわざ手間暇掛けて黒く染めなくてもいいじゃないかと思います。ちょんまげといい、お歯黒といい、ご先祖様のしていたこととはいえ、実に不思議な風習だと思います。

上品な気持ちになりたいときに見る動画

古き良き日本を描いた映画監督といいえば、巨匠、小津安二郎と相場が決まっておりますが、私は小津監督は、そりゃすごいとは思いますけど、少々、苦手です。あの、少し下から仰角で見上げるカメラアングルとか、人が喋るたびにパッパッと切り替わるカメラワークとか、街中を写すとき意味なく片隅に置いてあるガラス瓶とか、そういうのがなんだかホラー映画のように見えてしまい、今はホームドラマだけど、次のショットで全員、血まみれで座敷に倒れていたらどうしようなどあらぬことを考えてしまいます。いや、素晴らしい監督であることはもちろんなのですが、どこか「苦手」な部分があります。

「古き良き日本」など何とも手垢のついた言い方ですが、やはりそれがもっともしっくりくるのは成瀬巳喜男監督の一連の作品です。

成瀬映画の特徴は、出演者が全員ゆったり歩いてゆったり話すところです。これ見よがしにゆったりなのではなく、もう絶妙のスピード加減です。カメラアングルも特に奇をてらったところもありませんが、隅々まで神経がゆきとどいており、どの画面もとても美しいです。

そんな成瀬映画のいいところばかりをフランスの人がつなぎあわせた動画がありますので、いまyoutubeが視聴可能な方は、ごらんください。もうどうしていいか分からなくなるぐらい、しっとりした世界が展開されます。

(※ この動画は一度は見ておいて、決して損はないですよ!)

0:50 原節子が手紙をやぶって汽車の窓からそっと捨てるところ。いや~、美しいですね~。

1:50の三橋美智也と草笛光子が雨上がりの町を歩くところの歩くスピードがよいです。

こちら「乱れる」の予告編ですが、経済的には貧乏な世界を描いているにもかかわらず、なんともしっとりしています。それはきっと登場人物の歩くスピードや動きや話し方のおかげだと思います。いや~、いいですね~。


加齢臭にまみれた日常を忘れ、上品な気持ちになりたいときは、成瀬巳喜男の映画を見る、これでよいと思います。

為替のふしぎ

某大手企業A社の決算が減益になったというニュースで、「為替変動の影響が3000億円と最も大きい。A社の場合、ドルに対して1円円高に動くと、約100億円の利益が吹っ飛ぶ計算。1ドル108円と前期の120円から急激に円高になった影響を受けた」と書いてありました。私の理解が至っていないだけかもしれませんが、この手のニュースでいつも不思議に思うことがあります。

A社は国内よりも海外の方が売上げが高く、アメリカの証券市場にも上場しています。為替変動が業績に影響するなら、ではA社は、ドル建てで考えると増収になるのでしょうか。先ほどのニュースコメントを、ドル立場から書くと、「A社の場合、ドルに対して1円円高に動くと、約100億円の利益が上乗せされる計算」となります。米証券取引市場では、A社は増収になっているのでしょうか。

話を単純化するためにA社の売上比率を国内50%、アメリカ50%の半々とします。この場合、為替はがどう動こうと業績に影響はないはずです。円高で国内が100億損しても、その分、アメリカのほうで100億円分トクするからです。A社ほどの大企業ならアメリカで稼いだドルをいちいち円に戻さずとも、アメリカでの人件費、仕入、投資の支払いにそのドルを当てればよいといえます。これは個人が、全財産の半分を円、半分をドルで持っており、一年の半分を日本、半分をアメリカで過ごせば、為替の影響は実質的になくなるというのと同じ話です。

と、ここまで書いたようなことを、知人の金融に詳しい人に話したところ「その考えで合ってます」とのことでした。とすると円安で業績UPとか円高で業績ダウンというニュースは何なのだろうと不思議に思う次第です。

※ 大企業は、為替は特定の金額で予約しているという話があります。しかし、それでも、円の損はドルのトク、ドルの損は円のトクという話は変わらないので、やはり世界的な業績にかわりはないような気がします。

外面の効用

(※ 注:事例と関係ない話です)

(村中):このあいだ何とかいう芸能人が暴行事件を起こして、そんで母親の芸能人が謝罪会見したとかいうのが、あったじゃん。

(聞き手):ありましたね。

(村中):それを評して、海外在住の辛口評論家が言っていた。「英国でもイタリアでも昼のワイドショーのようなものはない。芸能人のことなど5分も放映されない。なのに子どもの暴行を親が謝罪会見して、それが高視聴率を取って、その上、母親の態度がいいの良くないのと騒いでいる。日本人は表向き礼儀正しそうな顔をしていて、そのくせ内心は人の不幸をのぞき見するのが大好きだ。まったくあきれたものだ」と。

(聞き手):なるほど。

(村中):昔は、そういう話を聞くと、たしかにイカンなあ日本人、と 評論家の意見に同調していた。でも最近は考え方が少し変わった。

(聞き手):どう変わったんですか。

(村中):いや、確かに昼のワイドショーで人の不幸を見て 溜飲を下げているような態度は良くないのだろう、それが日本人の本性だとしたらあんまりみっともいい話ではない。そこは評論家の人には反論しない。だけど、

(聞き手):だけど?

(村中):たとえ本性がそれであっても、表向き、礼儀正しく振る舞っているのなら、それはそれでいいじゃないの。内面が ダメでその上、礼儀までダメだったらどうしようもないじゃないの。外面(そとづら)は大事だよ、と。

(聞き手):何かおっさんくさい考え方ですね。


(村中):そうかも。でも 実際おっさんだし。

 

魚の一生

(※ 以下、事例と関係ない話です)

(村中):ねえ、海の魚って最後はどうやって死ぬんだろう。

(聞き手):何ですか、いきなり。

(村中):いや、ふと気になった。魚ってどぐらいが自然死して、どれぐらいが食われて、つまり殺されて終わりなんだろうと。

(聞き手):はぁ

(村中):根っこから考えて見た。人間でも牛でも馬でも昆虫でも魚でも、何かを食べて生きている。その何かは「植物」か「他の動物」のどちらかになる(※ 深海海底でイオウだか何だかを栄養源にしているチューブワームのことはとりあえず考えないことにします)

(聞き手):まあ、そうですけど。

(村中):ならば魚も動物か植物のどちかを食べている。しかし陸上はたいていどこでも植物があるが、海の中はそうでもない。

(聞き手):海草とか藻とか生えてますよ。

(村中):海外沿いはね。でも太平洋のど真ん中はどうだろう。そこに海草や藻はない。じゃあ魚は何を食べているのかと。

(聞き手):海中に植物性プランクトンとかいるんじゃないですか。

(村中):たしかにそうだ。でも陸上の植物ほど多くはないと思う。それに植物性プランクトンは浅い海にはいるけど深い海にはいないと思う。

(聞き手):どうしてそういえるんですか。

(村中):植物だから、光合成しなくちゃいけない。でも深い 海には光合成に必要な日光が届かない。だけど水深20メートル、30メートルのところにも魚はいるだろう。そいつら、何食ってるのかな、と。

(聞き手):まあ、植物ではないわけだから。

(村中):他の生物ということになる。簡単に言うと、海の中では草食動物は暮らしにくい。ということはみんな肉食。みんな互いに食い合っている。

(聞き手):つまり、魚の一生は他の魚に食われて終わり、というのが基本だと。


(村中):うん、そうかも。海って静かでキレイに見えて、けっこうエグいと思った。地獄とは海のことか? だとしたら魚には痛覚とかない方がいいなあと思った。

(聞き手):なんで、そんなこと考えたんですか。

(村中):なんでだろう…

僭越ながら起業のアドバイスを一つ。

弊社カスタマワイズは今年で設立11年目となりました。一応、10年は超えたということで、たいへんえらそうな話で恐縮ですが、これから起業したいと考えているみなさんに一個だけアドバイスしてみたいと思います。

起業のアドバイスというと、初期投資が少ないビジネスが良いとか粗利率が高い商品が良いとかいろいろありますが、村中としてオススメしたいのは、

「法人向けビジネス(BtoB)がいいですよ」

ということです。なぜBtoBが良いかというと、いざとなったら顧客に直接営業できるからです。

思い起こせば11年前、カスタマワイズ設立当初は、ぜんぜん売れんかったんですけど、それでどうしたかというと、色々なIT会社に飛び込み電話で営業して、何とか会ってもらい、訪問してサービス内容を説明し、よろしければお買い上げくださいと頭を下げて注文をいただきました。営業トークでは、地に足のついた印象になるよう、小さい声で喋るよう気をつけました。営業は未経験だったのでたいへん下手だったと思いますが、何とか売れました。

わたしは当時しみじみ思いました。ああ、法人営業でよかったなあと。これが飲食店とか雑貨店とかカフェとかで一般消費者向けの路面店で開業していたら、立ち上がりでお客が来なかったらそれで一巻の終わりだよなあと。まさか、道を歩いている人に直接声をかけてウチの店に来てくださいと頼むわけにもいきません。できることといえば、せいぜいビラを撒くぐらい。あるいは路上で呼び込みするぐらい。でも、それって効果なさそうだし、一発逆転なんてのはマンガの仲だけの話で、実際はそのままジリ貧で廃業に追い込まれる可能性が高い。高い確率で借金も残るでしょうし。

その点、法人向けビジネスというのは、売上げが上がらないのであれば、いきなり相手の会社に電話して営業することが可能なわけです。これはラクですよね。

というわけで村中がオススメしたい起業のポイントは、「BtoBがいいですよ。いざというときに『営業』が可能ですから」ということでした。、


(※ ここでの「起業」とは、何十億、何百億円を狙うようなスゴイ話とは別の、村中がカスタマワイズでやっているぐらいの規模の経営で御解釈ください)











こなれた日本語の書き方

 いわゆる「こなれた日本語」の書き方ですが、それは一言でいえば、「動詞中心で文章を組み立てる」ということだと思います。


たとえばDone is better than perfect のような意味を伝えたい場合、

「完了は完璧に優る」と書くのが名詞的な文章の組み立て
「完璧を目指すより、まず終わらせろ」と書くのが動詞的な文章の組み立てです。

Mary looks prettier with her hair cut short.という意味を伝えたい場合でも、
「メアリは短髪の方が可愛い」よりも、
「髪を切ったらメアリは可愛くなった」とした方が、雰囲気がよく伝わります。
日本語というのは、「動詞にすべてがくっつく言語だ」という説もあるほどです。
(※ 「日本人のための日本語文法入門」 http://amzn.to/1wOOntp

(※ ちなみに今書いた、<< 日本語というのは、「動詞にすべてがくっつく言語だ」という説もあるほどです >> というのは、名詞的な文章ですが、村中はこういう場合、長ったらしい名詞節は、<< 「動詞にすべてがくっつく言語だ」 >> のように「」で括ることを好みます。その方が単語同士の掛かりが明確になる気がするので)

以下は、最近、カスタマワイズの制作者の文章を添削した際の例です。

(添削前: 文章が名詞的)
‘—————————————————————
元来、【不動産資産の土地活用の営業】においては、【営業マンから地主さまへの直接営業】がメインですが、【時代や相続をされる対象の方】も変わってきているため、【従来の方法】だけではなく、【WEBでの集客】も【重要度】が増してきました。

—————————————————————
元来、【A】においては、【B】がメインですが、【C】も変わってきているため、【C’】だけではなく、【E】も【F】が増してきました。

—————————————————————
           ↓ ↓ ↓

(添削後: 動詞的な文章に変えてみた)
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【弊社のような不動産会社】が【地主さま】に【土地活用をすすめる】とき、通常は【営業マン】が【直接対面してご案内】します。従来はこれが【主流の方法】でした。しかし、最近は【時代の流れ】も、また【被相続人の好み】も【変わって】きました。お客様には、【直接対面】だけでなく、【WEB】を通じても【ご案内】する必要があります。
—————————————————————

【A】が【B】に【C】するとき、通常は【D】が【E】します。従来はこれが【F】でした。しかし、【G】も、また【H】も【I】してきました。お客様には、【J】だけでなく、【K】を通じても【L】する必要があります。
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なお、文章を「書くとき」には、名詞的な文章の方が、書くのが簡単です。しかも、漢字を多くすれば、「なんとなくご立派そうに見える」という余録もついてきます。

しかし、読みやすいのは、動詞的な文章の方です。動詞的な文章は、やってみれば分かりますが、書くのは、けっこく大変です。

つまり、名詞的な文章は、書き手に優しく、読み手に厳しい。
一方、動詞的な文章は、書き手に厳しく、読み手に優しい、
というわけです。

カスタマワイズは、文章を書いてお金をもらう「文章の外食産業」なので、やはり、動詞的なこなれた日本語を書くようつとめるべきです。

衣食住ビジネス雑感

 いま、中国産鶏肉のことが大きな問題となっており、それを扱っている各社が販売中止や謝罪を含め、さまざまな対応をしていますが、その様子を、スケールの大小にはありえないほど差があるとはいえ、「社長」というカテゴリーで強引に引き括ってしまえば、わしとて中小企業のおやじだけどでも社長やでというということにして、あらためて見てみるにつけ、「いやあ、口に入れるモノを扱う商売は本当に大変だなあ」と思いました。

衣食住そして移動など人間の基本的欲求、必要を販売するビジネスは、普遍性が高いぶん、ビッグビジネスになりますが、その普遍性が高い部分、今回のようなリスクも高まります。食品であれば、食の安全・安心。住宅であれば耐震性、耐久性、シックハウス問題など。家具、寝具であれば同様に耐久性。自動車、鉄道など移動であれば、運行の安全性…。

そうしたリスクを抱える中で、今回のような事態が発生すると、謝罪、リコール、返金、賠償など、様々な形で対応しなければいけません。

と、ここまで書いてふと思ったのですが、衣食住、移動のうち、「衣」だけは、あんまりそういうリスクがなさそうです。

私の知る限りではですが、衣料ビジネスで、安全性に関する騒動が起きたということは記憶にありません。

衣料が原因で、顧客の身体、生命に害や危険が及ぶ事態はちょっと想像しにくい。

これは、衣料ビジネスの隠れたアドバンテージかもしれないとふと思いました。

メジャー

 いま、某有名経済情報サイトを見ていたら、大学教授が、大手企業の経営方針を論評する記事が載っており、次のようなことが書いてありました。

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○○教授は「4つのM」を掲げる。(1)Major(モノサシ)=資本コストを常に意識すること、(2)Management=投資などの意思決定は資本コストを上回る案件に絞れ、(3)Motivation=従業員には賃金で報いよ、(4)Mind Set=資本家層との意識を従業員と共有せよ――という。
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Majorは、「メジャーvsマイナー」、「メジャーリーグ(大リーグ)」 などで使われるように、「大きい」という意味の単語であり、モノサシの意味はありません。

モノサシを表すメジャーは、「計測するもの」なので、measurer となります。

「4つのM」と大上段に振りかぶりながらも、これはけっこう恥ずかしい間違いだと思いました。