会議のやりかた本という地味なジャンルで、12万部という驚異的な部数を記録した「すごい会議」の著者にして「株式会社すごい会議」代表。押しかけ営業一発で1000万円の受注を持って帰る「すごい法人営業マン」でもある。
1964年宮城県生まれ。東京理科大学を卒業。就職活動は履歴書に「初年度年収500万円希望」と書き、返事があった、外資系通信企業、マッキンゼー、外資の投資銀行にいく。投資銀行に入行するも2カ月で退職し、フランスの石油探査会社に転職。スマトラのジャングルや、海上油田で石油探査の仕事に従事(手取り1000万円)。
その後、28歳で米国に渡り、米国の投資家から10億円以上の資金を集め、インターネット・マーケティング会社「GAZOOBA(ガズーバ)」を設立。2001年に同社を売却。
GAZOOBAを経営する中で、ユダヤ人マネジメントコーチ、ハワードゴールドマンから経営ミーティングの方法を伝授される。その手法「すごい会議」のやり方を日本の企業に伝承中。
これまでにリクルート、ニッセン、プライスウォーターハウス、本田技研工業、SMBCコンサルティング、三菱重工、IBMビジネスコンサルティング、電通国際情報サービス、富士ゼロックス、キヤノンマーケティング、サン・マイクロシステムズ、花王販売など100社以上で「すごい会議」を実施した。
「すごい会議」の価格は一式1000万円以上もするが、大橋氏は、その高額商品を売るために、いきなり経営者にダイレクトメールを送り、押しかけ訪問し、自分勝手なトークを展開し、だがしかし帰りには成約をもらってきてしまう。すごい営業マンでもある。
法人営業における顧客事例の重要性に早くから気づいていた大橋氏は、プロのライターを起用して、40以上の顧客事例を自分で作っていた。しかし、「もっと面白い事例の作り方があるはずだ」と感じ、2008年11月に、カスタマワイズ代表 村中明彦に、「経営者向け法人営業」をテコ入れするツールとしてのお客様事例の作成を依頼した。
今回、大橋氏が自ら語るのは、実際に共に仕事をしてみて感じた「普通のライターと、村中明彦の違い」である。
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