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キャッチセリフでは漢字が重要

文字になったセリフは、「漢字」が印象に大きな影響を与えます。
例えば女性から「わたし、あなたのこときらいじゃないわ」と音声で言われた場合、悪い気分はしませんし、実際けっこう脈有りと解釈してもよいでしょう。しかしこれを「私、あなたのこと嫌いじゃないわ」のように文章として見るといま一つ素直に喜べません。音はまったく同じなのになぜ違いが生まれるのか。
それは「嫌い」という漢字が強烈だからです。キャッチセリフを文字で書くときは漢字の字面に気を配ります。これは本文のライティングでもいえることです。「字面に注意」と覚えてください。

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例示を求めれば相手の発言の真剣度がわかる-2

逆に「例えば?」という問いに対し、適当な言葉ではぐらかして実例を出して来ないようなら、その人の発言は「ただ言っただけ(実はまじめに考えていない)」というレベルです。それ以上、話を進めても具体的な情報が出てくる見込みは薄い。そうそうに話を切り上げて次の話題に移るのが得策です。「例示それは真剣度の証し」と覚えてください。

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例示を求めれば相手の発言の真剣度がわかる

「例えば?」という質問形式には、「回答を聞けば、相手の思考の真剣度が測れる」という副次効果もあります。「例えば?」と聞かれて即座に実例や実体験を例示する人は、「真剣かつ具体的に考えている人」です。もっと聞き込めばもっと情報が出てくるでしょう。どんどん聞きましょう。(つづく→)

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賭けと思えば真剣になる-3

もし熟考の末に「どちらに賭けていいかわからない」という結論に達したならば、それはあなたが降雪確率を1/2に見積もったということです。これはコイン投げの裏表の確率と同じで、確かに運否天賦、やってみないとわかりません。
しかし、もしあなたが「強いて賭けるなら2センチ降雪があるほう」と判断したとしたら、それはあなたが2センチ降雪の確率を1/2より大きいと見積もったことを意味します。ここで「ではなぜ1/2以上と判断したのか」と自問すれば仮説の根拠を探ることができます。

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賭けと思えば真剣になる-2

お金を賭けると思えば思考も真剣になります。例えば「来年、東京で2センチ以上の降雪がある」という仮説があり、「本当に降ると思いますか?」と問われたとして、普通の反応は「そんなの来年にならないとわからないよ」「どっちでもいいよ」となるでしょう。しかし10万円賭けるという話になると、真面目に考えざるをえません。(つづく→)

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賭けと思えば真剣になる

一つひとつの仮説に対し、それが当たる確率を見積もるのは面倒な作業です。思わず「どっちが正しいかなんて、そんなのわからないよ」と投げ出したくなります。こんなとき思考を推進するために有効なのが「じゃあ、どっちに賭ける?」と問うことです。つまり「自分の仮説が当たっているかいないか、10万円賭けるならどちらに賭ける?」と自問するわけです。(つづく→)

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演出だけで感動的にはできない

販促物について「見せ方第」「書き方第」という言い方をよく聞きます。題材が貧弱であっても、書きようでいくらでも感動的にできるという考え方です。しかし、筆者はそううまくはいかないと思います。やはり文章は中身が重要です。事例での「中身」とは、ディテールやエピソードなど事実情報です。取材の段階でしっかり中身を集めましょう。中身が貧弱でも演出で何とかなるという考えは、料理を作るとき素材がダメでも調味料をぶち込めばいいという考えと同じです。「調味料より素材、演出より中身」です。

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女性の撮影には細心の注意を-2

写真写りに極めて厳格な基準を持つ人は一定の割合で必ずいます。
筆者の経験上、女性に多い印象です。その人の基準が厳格かどうかは、外見や雰囲気からは予想がつきません。こうした事故を確実に防ぐ方法はありませんが、「撮影後に『これでいいですか』と確認を取る」のは最低限の危機管理といえます。「女性の撮影には細心の注意を」と覚えてください。

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女性の撮影には細心の注意を

大手企業の事例取材をした際、撮影した写真が原因でクレームを受けたことがあります。そのときは筆者の会社のスタッフが、相手企業の女性担当者2人に取材したのですが、うち1人から「何ですか、この写真は。こんな撮影はあり得ません。制作姿勢を疑います」と強い言葉で苦情を言われました。筆者はその写真を見ましたが、「最高の出来栄えとはいえないが、それほどひどくもない」と思いました。ただ女性の顔に、室内の照明のせいか、やや黒い影が入っているような気はしました。クレームの原因は不明ですが、おそらくその女性は写真を見て「自分のセルフイメージに合わない」「私のこんな写真が世に出回るのは絶対許さない」と思ったのでしょう。(つづく→)

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急な欠席、設計時の仮説で乗り切る

事例インタビューの最中に、キーパーソンの担当者に緊急連絡が入り、その人が離席する、ということが過去ありました。「事例取材はほかの人に質問して続けてください」と言われましたが、残されたのは入社まもない人々で、商品の導入理由については、入社以前のことなのでまったく知らないとのことでした。
このときは残った担当者に導入理由の仮説を伝え、「まずはその線で原稿を作るので、間違いがあればご修正ください」と伝えました。
そこで述べた仮説は顧客プロファイリングで作成した「理想の導入理由」でした。このように先方担当者が当日急に欠席あるいは、取材途中でも急に離席することがあります。それに備えて設計段階で入念に準備をしておく必要があります。

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