カスタマワイズには、今でこそ事例制作者70人以上がいるが、2004年に起業して3年ぐらいは村中のひとり会社でした。3年目も頑張っていると、仕事がたくさん来るようになりました。もちろん来る仕事は、断りたくありません。バンバンこなしたい。
しかし、そのとき注意しなければいけないのが、仕事をたくさん受けるあまり、質が落ちる、仕事が荒れることです。お客様は、ホームページ上に公開されている村中の仕事の質がいいなと思うから注文してくれるわけで、そこで水準以下の仕事をしたのでは、結局、リピート注文はなくなってしまいます。
この頃、村中は「四週五休」というシフトで仕事をこなしていました。その概要は次のとおりです。
1.一週間につき、事例取材の上限は3本 2.それを四週続ける。 3.五週目は、取材を一切入れない。 (その間に、溜まっている原稿を片付ける) 4.(1に戻る)
このやり方の場合、五週間(35日)で、こなす原稿の数は3*4 = 12本となります。つまり、三日に一本、原稿を書く計算になります。
このことを話すと、「うわ~、たいへんだったんだね~」と云われることがありますが、個人的には大変だと思いません。
なぜなら一日の労働時間を仮に、会社員の9時~5時(昼休み一時間)と同じに考えれば、一日に7時間あることなります。三日に一本として、一日を取材に空けたとして、原稿を書くのには二日分、14時間(7*2)が当てられます。14時間もあれば原稿の一本ぐらい書けても良いのではないでしょうか。
まー、ハッキリ言って、それほど重労働ではありません(自分が会社員だったときと比べてもそう思います)。だから、これが大変だとか、できないとか言うのは、間違っていると思います。
(※ ちなみに先ほどの計算では、土日のことは勘案しませんでした。起業後3年の話なので、土日のことは意識する必要はないからです)