(※ 注:事例と関係ない雑談です)
(村中): むかし女の子と一緒に歩いていたときに、牛丼が食いたくなったんだよね。
Q: はあ、
(村中): その子に、牛丼屋寄っていこうって言ったんだけど、わたしいらないって言われてさ、
Q: はあ、
(村中): えー、何で? 牛丼ウマいよ、食べよーよって誘ったけど、わたし外で待ってるから一人で食べてきてって言われたんで、それじゃあって入って、待たせちゃ悪いから速攻で食べてきた。さすが、安い、早いだなと思ったよ。
Q: ....
(村中): そして何年か経ってわかった。あ、そうか、女の子だから牛丼家に入るのが恥ずかしかったのか、そうかあって。
Q: それ、何年か経たないと分からないようなことですか。
(村中): うん、そうだよなあ。今まで女性の気持ちとか分かった試しがないが、これはその中でもなかなか鈍感が極まったエピソードだと思う。
Q: まあ、牛丼店とかは、女性にとっては「入るのが恥ずかしい場所」に位置づけられているんじゃないですか。
(村中): でもさ最近、様子が変なんだよ。
Q: ヘンというと?
(村中): 俺、330円のミニ牛丼が好きで、今でも小腹が空いたときの昼食はそれなんだけど、ここ一年、女性客を見かけるようになったんだよね。
Q: それ、海外の観光客なんじゃないですか。韓国や台湾から来た人からすれば、牛丼とかって、ユニークな日本食だから入って食べてみたくなるという。
(村中): 最初は俺もそう思ったんだけど、でもいじってるスマホの画面とか、やっぱり日本語で、みんな日本の女性なんだよね。それもビジネススーツのOLだったり、カジュアルな学生だったり20代の女性が多い。
Q: 牛丼屋の位置づけが変わったんでしょうか。
A: やっぱり安いからなのかなあ。デフレ継続中ってことなんだろうか。
