感想でウソはつけても、事実はウソをつきません。ここで事実とは「出来事」「したこと」「そのとき思ったこと」と考えてください。事例インタビューでは事実を引き出すのが最も重要です。
そういうと、「事実を聞き出すぐらい誰でもできる、簡単なことだ」と思うかもしれません。また、「本当に大事なのは事実の向こう側にある真実、本当の気持ち。それを顧客に熱っぽく語ってもらう。それこそが事例インタビューのあるべき姿」と考える人がいるかもしれません。実は筆者は、過去に同じようなことをクライアントに言われ、あやうく「仕事を切られかけた」ことがあります。

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