第3に、ポロリと漏らされる本音は、たいてい「感想」です。仮に取材対象が、お世辞ではなく本当の気持ちだと思える語調、タイミングでしみじみ「〇〇社さん、いいよね」「〇〇さんがいないとウチの仕事、もう回らないんだよね」など漏らしたとします。そう言われた担当者はうれしいし、横で聞いている筆者も他人事ながら感動します。
しかしこの感想を文章にしても読む側(見込み客)は特に感動しません。理由は、「自分には関係ない」「感想だけならどうにでも言える(ウソだってつける)」と思うからです。感想というのは無力なものです。では事例取材ではどんな情報を引き出せばよいのでしょうか。それは「事実」です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
事例ノウハウをもっと詳しく知りたい人のための書籍「導入事例バイブル」はこちら