では、コンサルタントの事例はどう書けばよいのでしょうか。一つの方法として、なぜうまくいったかの分析を、顧客ではなくコンサルタント自身が語るという手があります。事例の黄金構成のうち、「話の地図」は顧客が語り、「謎解き」の部分をコンサルタントが説明します。具体的には、「従来業務の課題分析」「問題のありどころ」「問題を解決する方法」「その解決方法が最も有効である理由」などを顧客ではなくコンサルタント自身が語るのです。記述形式としてはカコミを使うことになります。
テレビの通販番組では、商品説明とお客様の声を紹介したあと、白衣の学者が出てきて商品の効能の科学的根拠を語る形式があります。
商品説明に専門家の解説が差し込まれるのは「よくあるパターン」であり、適切な流れの中で展開すれば不自然になることはありません。
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