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写真こそ最良のフック-3

また、大企業は大企業の事例に、中小企業は中小企業の事例に反応します。ここで「規模において大が小を兼ねることはない」ことに気をつけてください。「有名大企業の事例が一つあれば、中小企業だってその先進事例を参考にしようとするはずだ」という意見もありますが、残念ながらそうはなりません。
中小企業に大企業の事例を見せても、「それは人材も予算も豊富な大企業の話でしょう。ウチのような小さい会社にはとてもとても……」と敬遠されるだけです。あくまで自社と同程度の規模でなければ参考になりません。(つづく→)

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写真こそ最良のフック-2

仮にあなたの会社のホームページに事例が30個掲載されているとします。見込み客がそれらすべてを熟読するはずもなく、当然、いくつかピックアップすることになります。このとき見込み客はどんな事例に関心を持つでしょうか。それは、自社と「同業種」「同規模」「同社風」、つまり自社と同じ属性の企業の事例です。
誰しも同業他社の情報には関心があります。例えば製造業なら製造保、流通業なら流通業の事例に関心を持ちます。さらに細かくいえば製造業の中でも、電子部品の会社は電子部品の、樹脂成形の会社は同にく樹脂成形の企業の事例に関心を持ちます。できるだけ自社に近しいことが望ましいのです。(つづく→)

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写真こそ最良のフック

事例のキャッチコピーは、取材先の人物写真に重ねて配置するのが原則です。このとき写真の背景、または被写体となる取材先の服装を「その業種業態が一発でわかるような背景、あるいは服装」にします。
「花屋だったら花をバックにしておけ」というぐらいの発想です。この背景ビジュアルにより取材先企業の属性情報が表現できれば、読者(見込み客)に対してそれがフックとして働きます。(つづく→)

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知らない言葉は伝わらない-5

本を売るには「書店のどの棚に並べられるか」が意外に重要です。
書店では搬入された本を書店員が書棚に割り振ります。毎日何十冊も搬入される本を効率よくさばくために、書店員はどの本をどの棚に入れるか昔名を見るだけで一瞬のうちに判断を下します。このとき「導入事例」のような謎の言葉が書名に入っていると、どの棚に割り振って良いかわかりません。しかし「事例広告」という言葉を使えば、ほは間違いなく「広告・マーケティング」の棚に置いてもらえます。そこで今回の本には「事例広告」という言葉をタイトルに使いました。
そして「事例広告・導入事例」のように導入事例という言葉を入れたのは、この本の主要読者対象であるIT業界の人にアピールするためです。

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知らない言葉は伝わらない-4

しかし本文の中では、「事例広告」という言葉は使わず一貫して「事例」という言葉で通しています。その理由は、本の読者対象を、「主にBtoB業界の人。販促物としての『事例』についてある程度は知っている人」に絞りこんだからです。
その形で絞り込んだ場合、該当するのは大半が「IT業界の人」です。
本書はどの業界の人が読んでも役立つよう普遍的に書いています。しかし、「読み手はどこまで知っているか」という前提知識については、IT業界の人々を基準に想定しています。
こういうとIT業界がメインターゲットなら、「導入事例」という言葉を使えば良かったのでは? IT業界では一般的な言葉なんでしょう」と思うかもしれません。しかしここで考えなければいけないのが「書店の棚」の問題です。(つづく→)

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知らない言葉は伝わらない-3

この事例広告という言葉は、おそらくIT関係者にはしっくりこないはずです。なぜならIT業界では、事例広告とは新聞や雑誌など各種媒体に載せる「事例を使った純粋広告」のことであり、自社サイトに掲載したりパンフレットにして使ったりする「導入事例」とは別ものだからです。しかしその青籍は、工業界だけでなくすべての業界の人々が対象読者でした。そこでIT業界の人々の違和感には目をつぶり、「事例広告」という言葉を使うことに決めたのです。
本のタイトルは「決定版 事例広告・導入事例バイブル」です。(つづく→)

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知らない言葉は伝わらない-2

この前提を考えると「導入事例」「事例」「顧客事例」など世の中のほとんどの人が知らない名称はNGです。そんな言葉を使ったのでは、アピールする以前に、それが何についての本なのかさえ伝わりません。
その後、関係者一同で知恵を絞り、結局「事例広告」という名称で続一することに決まりました。まず「広告」という言葉を入れれば「広告宣伝についての本なんだな」と思ってもらえます。字面や語呂も悪くありません。こうして最初の本の名称は『見せるだけで売れてしまう、事例広告の方法』に決まりました。(つづく→)

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知らない言葉は伝わらない

数年前、筆者は初めて事例に関する書籍を出版できることになりました。そのとき困ったのが、普段仕事で「事例」と呼んでいる自分の仕事を本の中でどんな名前で呼ぶかです。書籍はBtoC商品なので、販売数を増やすには、事例に興味のある人だけを対象にするのではダメで、事例のことなどまったく知らない人でも、本屋で「何これ?おもしろそう」と手にとってもらえるように作らなければいけません。
その本のジャンルはビジネス書だったので、店頭で本を目にした人に、書名だけで「仕事に役に立ちそう」「売上が上がりそう」と期待感を持ってもらう必要がありました。(つづく→)

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NGになる事例出演依頼

広報部の壁を乗り越えて出演OKを取り付けるにはどうすればよいのでしょうか。「こうすれば100%大丈夫」という方法はありませんが、やってはいけない依頼の仕方があります。代表的な例は、商談のついでに口頭で頼むことです。
この方法をNGと断定することに、違和感を持つ方がいるかもしれません。常識的に考えれば、事例出演のように頼みにくい依頼は、商談の後など、雰囲気が和らいだ場面で「ところで事例への出演をご検討いただきたいのですが…」とさりげなく切り出すのが良いように思えるからです。しかし、これはNGです。それは口頭で頼んでいるから、いや正確には「口頭だけ」で頼んでいるからです。

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イメージどおり表現制限が強い「自治体」「金融」「医療」

自治体、金融、医療などお堅い業種は、対外的に折り目正しいイメージを堅持しなければなりません。事例の内容、表現もその対外イメージに合致させる必要があります。しかし金融や医療など、見るからに堅実そうな業種には、接するこちら側も最初から「ここはお堅いに違いない」と思って接するので、実は相手のセルフイメージを見誤るような事故は起きません。

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