事例の写真撮影で、商品がほどよい大きさであれば、手に持ってもらうのも構図として良いでしょう。この時の注意点は、商品を胸の前に高々と掲げてもらうことです。
筆者の経験では、取材先に何も言わず商品を持たせると、ほとんどの人が自分のへその高さで商品を持ちます。みなさんも何かを持って立てば同じようになるはずです。その高さが一番、自然で楽なのです。
しかしそれは写真を見ている側(読者)には、「だらしない」「自信なさそう」などネガティブな印象を与えてしまいます。
事例写真で読者から見て快いのは、「胸の高さ」で商品を持つことです。胸まで商品を持ち上げるなんて何だか子どもっぽい気がして、当人としては気が引けるのですが、見ている側からは「こんなに高々と掲げるなんて、自社の商品を愛しているんだな、自信があるんだな」と好印象につながります。この道理を取材先に説明してください。「商品は胸まで高々と完気よく」と覚えてください。
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