BtoBの方が、クレームが少ない。いや、もちろんあります。しかしBtoCでのクレームに比べれば、結局のところ「企業」からのクレームなので、何のかんので論理的です。BtoCの、たとえば飲食店でのクレームなど、それはもう理不尽なものが多いらしいですから。ここ一つとってもBtoBの方が心を削られる度合いが少ない。(つづく)
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月別アーカイブ: 2023年3月
BtoBの方がいい
BtoCより、BtoB起業の方が楽。まず土日と夜が普通に休める。だってその時間は顧客も休みだから。実際は起業当初は土日も夜も休まず働いているが、それでもメリハリはつけやすい。それともうひとつ(→)
次に生まれ変わって、
次に生まれ変わって、また起業するとしてもやはりBtoBがいい。BtoC起業よりBtoBの方が圧倒的に気楽だと思います。なぜかというと(つづく)
半年前?
侍ジャパンが優勝したのも、なんだか半年前のことのような気がしてきました。みなさんはどうですか?
WBCは、わがことのように?
WBCで日本チームが優勝しました。おめでとうございます。さて、こういう国際大会、サッカーでもオリンピックでも良いのですが、日本代表が負けると、我がことのようにガックリ来ます。でも今回、日本チームが優勝して、我がことのようにうれしくなるかというと、実はそうでもない。「いや、べつにオレが勝ったわけじゃない。すごいのは日本代表の彼らなのであって」みたく思ってしまいます。みなさんはどうでしょうか。
台湾でも発売
拙著 「事例広告・導入事例バイブル」は3年ぐらい前だったか、台湾でも翻訳発売されました。書名は「B2B實例廣告聖經」で日本語題名のほぼ直訳。惹句は「再高價、再難賣的商品都能賣!(高い商品、売りにくい商品でも売れる!)」でした。
https://www.books.com.tw/products/0010821249?sloc=main
商業ビル
数年前に、商業ビルの事例を手がけたことがあります。普通、ビルは事例に向きません。その良さが、「わあ、いいな、キレイだな」みたいに目で見て分かるから。あるいは立地や面積など事実や数値で分かるから。その事例では、そこをふまえつつ、別のやり方で価値訴求しました。わりと上手くいったと思います。
ポジティブなキラーワードって有効なの?
事例では本文でもキャッチコピーでも、「ポジティブなキラーワード」をどんどんちりばめていくべきだ、というような話を何かの記事で見かけました。ポジティブなキラーワードとは、「**の先鋭的な仕様に驚きました」「他に類を見ない**でした」的な言葉のようです。そうした言葉はよく目立つので、読者(=見込み客)はそれを見て「おお、先鋭的なのか」「そうか、他に類を見ないのか」と認識し、その製品、サービスをポジティブに認識するようになる、という理路のようです。
でも本当に、そんなふうにうまくいくのでしょうか。
たとえばキャッチコピー。事例に限らずコピーの役割は、事例パンフを手に取って(あるいはクリックして)、本文を読み始めるよう仕向けること、といわれます。たしかにそうだと思います。人々は忙しく、事例のような長い文章などできれば読みたくないと思っているからです。では、どういう条件が整えば、人は文章を読み始めてくれるのでしょうか。
それは人々が「これは今の自分に関係ある話だ」と認識したときだと考えます。人は自分に関係ない話には、まったく興味を持ちません。それがいくらキラキラしたポジティブなキラーワードであろうとも、です。
そもそも「ポジティブなキラーワード」とは何でしょう。私はその正体は、事例を作るメーカー側の人間が、取材先に言われて「うれしかった言葉」のことだと考えています。人間、褒められればうれしくなるのは当然です(私だってそうです)。だから、その「自分が」感動した言葉を読者(見込み客)にも分かってほしいと思う気持ちは理解できます。
しかし、「あなたが褒められてうれしかった話」は、読者にとっては「他人が褒められている話」でしかありません。親兄弟や仲の良い友人、恋人ならともかく、他人が褒められている話に、関心を持つのはむずかしい。2行、3行なら、相手が他人であっても、「それはよかったですね」と生暖かく祝福できますが、時間を割いて長文を読む動機にはならない。
それは他人の子供の成長過程を記録した動画のようなもので、他人からすれば、めでたいことだとは思うものの、積極的な興味をそそるものではありません。
では、人はどんな話なら強い関心を持つのか、これは原則、「自分に関係ある話」の一択です。これ、読むとオレが(私が)トクする話だ、と思えば、その先の文章を読みこなすやる気が生まれます。。
では読者(=見込み客)に「これは自分と関係ある話だ」と思ってもらうには、どんな言葉を使えばよいのでしょうか。
三脚
事例の著作2冊に、「写真は手ブレが大敵。だから三脚必須」と書きましたが、ここは訂正したい。今のカメラは性能が上がりました。わたしも今は空間手ブレ補正つきカメラを使い、三脚は持参しなくなりました。荷物が減ってうれしいです。
タイムスリップ
いまタイムスリップして、高校生の頃の自分に「おまえは大きくなったら事例制作の仕事をしているよ」と言ったとして、まったく話が通じないと思う。その頃は「事例制作の仕事」など存在していないわけで。