筆者は事例制作の事前設計を「顧客プロファイリング」という名称で呼んでいますが、これも試行錯誤の末につけた名前です。
一般的な事例制作では、設計は重視されません。事前に短時間の打ち合わせをするだけで、その後ただちに顧客のところに行ってインタビューするという方法が主流です。つまり念入りな設計などせず、チャッチャッと作るわけです。しかし筆者はプロフェッショナル事例制作者として、事前設計の重要性を訴えたいと考えました。
ではどんな名前をつければそれを理解してもらえるか。「打ち合わせ」ではダメですよね。何の重要性もありがたみもありません。ならば「事例コンサルティング」でどうでしょうか。うーん、いかにも「コンサルティングという名前で呼べばありがたみが増すと思ったのでそう名づけました」という感じがして、いまいちです。(つづく→)
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