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「串刺し」は気にしながらも気にしない

人物写真を撮るとき「串刺しは避けるべきだ」とよく言われます。
串刺しとは、被写体の真後ろに窓枠など縦棒型の大きな構造物が写ってしまい、その縦棒が被写体の頭に串刺しになっているように見える現象です。筆者はこの串刺しについては「気にするけど気にしすぎない」というスタンスを取っています。例えば会議室の壁を背景に写真を撮る場合で考えてみます。会議室の壁はたいてい1メートルごとに合板の継ぎ目のスジが縦に入っています。これを背景に4~5人の集合写真を撮ろうとすると、どうしても1人にそのスジが串刺しになることがあります。(つづく→)

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